新綸科技成都PBOプロジェクト建設開始

2016.06.22 出所:SELEN

2016年6月22日午前、新綸科技PBO プロジェクト開始式が、新津天府新区大創西区に開催され、新津県委副書記、県張辜学斌氏が式典に出席した。また、成都市副市長田蓉氏が、プロジェクトの正式開始を公布した。天府新区成都党工委副書記劉志聪氏、市経信委副主任冷知用氏、天府新区成都管委会投資サービス局局長劉宇彤氏、天府新区成都管委会経済発展局局長雷霆氏、新津県委書記夏先義氏、県政協副主席、県経科局局長田鋒、新綸科技董事長侯毅氏、傅博社長、傅加林副社長が式に出席した。


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当プロジェクトの予定総投資金額が30億元である。数段階に分けて、年間生産量380ドンのPBO繊維工業化装置及びその原材料生産プロジェクト、年間生産量1400ドンのアラミドチョップドファイバ及びアラミドバルブ生産ラインを建設する予定。さらに、PBO繊維複合材料製品、各種類のブレーキパッド製品、軌道交通新材料などの製品プロジェクトを建設する予定。その中、第一段階のPBO繊維とその原材料生産プロジェクトは、約2-3億元を投資し、敷地面積が170ムとなる見込み。2018年始めに建設完了し生産し始める見込みで、完全稼働してから、年間生産金額が6億元以上も達する見込み。


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PBO(Poly-p-phenylenebenzobisthiazole)、学名: ポリパラフェニレン・ベンゾビス・オキサゾール。芳香族複素環を含有するポリアミド家族のうち、最も将来性のあるメンバーの一つである。高い強度、高い係数、優れた耐熱性と耐炎性等の特性を持ち、航空、保護設備、建築補強、環境保護、光通信など20以上の工業領域に広く応用され、「21世紀スーパー繊維」と呼ばれている。高い使用価値とビジネス価値を持ち、その研究開発能力と生産能力は、ある程度一国のハイエンドサイエンスレベルを表せ、一国が大きく推し進める一つの戦略的基礎材料である。

当プロジェクトが順調に開始したのは、新綸科技が高性能増強繊維材料領域において、大きな一歩を踏み出したことを意味している。