新綸科技は、日本T&Tリチウムイオン二次電池用外装材料業務を買収

2016.04.05 出所:SELEN


2016年4月5日、新綸科技は、凸版印刷株式会社(以下「凸版印刷」と略称)、東洋製缶株式会社(以下「東洋製缶」と略称)、株式会社T&T Enertechno(以下「T&T」と略称)と協商し、T&Tのリチウムイオン二次電池用外装材料の生産、製造及び販売事業を買収する予定。関連契約によると、新綸科技は、T&Tのリチウムイオン二次電池用外装材料事業を受取、新たな新会社を設立し、かつその会社の100%の株式を持つとの方式で、T&Tのリチウムイオン二次電池用外装材料事業の日本三重工場及び関連設備、在庫、原材料などの資産を買収するとのこと。又、T&Tは、新綸科技が中国でT&Tの商標、特許、 専門技術等を使用する権利を授ける。今回の買収取引価格は、95億円(約5.5億人民元)である。    

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T&Tは、凸版印刷株式会社と東洋製缶株式会社が合同出資で設立した、の生産、販売を行う日本知名企業である。今回、新綸科技が日本T&Tリチウムイオン二次電池用外装材料事業を買収することで、新綸科技自身の完備な販売とサービスネットワーク、T&Tの成熟な製品技術を利用し、中国国内のリチウム電池業の高速成長のチャンスを掴み、業績の成長を期待できる。また、買収によってリチウムイオン二次電池用外装材料の生産技術を手に入れ、常州機能材料産業基地で新しい生産ラインを設立し、輸入製品を国産製品で入れ替わることで、中国製造業のレベルアップと自主的な知的権利を育つ。

 

イオン二次電池用外装材料は、リチウム電池の外装材料の一つである。技術レベルが高いので、市場シェアは、主に大日本印刷、昭和電工、凸版印刷等の日本企業に独占されている。新綸科技がリチウムイオン二次電池用外装材料事業を買収することで、中国国内初の、ハイエンドリチウムイオン外装材料の生産能力を持つ総合サプライヤーとなる。